自分だからできる仕事!?STになるメリットと続けるコツとは?

こんにちは!

言語聴覚士(ST)の喜志です。


前回の記事https://netdest.seesaa.net/article/470762723.html
では、

STの厳しい懐事情をお伝えしました。


今回は、そんなSTを続けていくメリットについてお話したいと思います。


【この記事の要点】

〇STの最大の魅力は遣り甲斐。好きでSTを続ける人には必ず結果がついてくる。


〇STを続けるコツを紹介。孤独にならず、自分の特技を磨き、成果を披露すること。

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<STの最大の魅力は遣り甲斐!?>

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極端な言い方をしてしまうと、

収入や安定で仕事を選ぶなら、

STはオススメしません。


業務・金銭的な負担と待遇が明らかに釣り合いません。


もっと効率的に稼げる仕事に就いた方が、

よっぽど充実したワークライフを送れるでしょう。


これは医療職全般に言えることです。


割に合わない仕事は長く続きません。


では、

私を含め、

世の中のSTが

なぜ今も仕事を続けているかというと、


”STの仕事が好きだから”です。


こちらの記事

https://netdest.seesaa.net/article/470647820.html

で書いたように、

私はSTに成りたくて、STに成りました。


自分の経験、

自分の努力が、

目の前の人の役に立つ。


他に代わりはいない。


患者さんの人生の豊かさを

取り戻す手伝いができるのは、

目の前にいる自分だけ。

こんなに遣り甲斐を感じる事ができるのは、

STのメリットだと思います。


人は、他人から求められる事で、

遣り甲斐を感じるようになっています。


患者さんや他の医療職からの期待が

重荷になることもありますが、


少しでも成果が出せたら、

色んな人から感謝されます。


その度に、

この仕事を続けていて良かった

と実感できるのです。


そして、

その”成果”は”実績”として

世間から認められます。


職場で一目置かれるようになり、


地域からも一目置かれるようになり、


やがて”実績”が積み重なれば、

国にも認知され、

STの社会的地位が上がります。


そうなれば、

今よりSTの診療報酬が上がる等、

STのいる職場にメリットが増え、


最終的に

ST自身にも報酬が返ってきます。



<STを続けるコツは、孤独にならないこと>

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STのような技術職は、

長く続ける事で、

より充実していきます。


とはいえ、

遣り甲斐だけでは

続かないのが仕事です。


STを続ける限り、

自分の知識を深め、

技術を磨く事は、

必ず必要です。


その上でネックとなるのが、

勉強の費用でしょう。

下手をすれば、

毎月何万円とかかってしまいます。


私が実践している節約術は、

”勉強を複数人で共有する”ことです。


一人で全ての分野の勉強をしようとすると、

金額的にも

時間的にも

かなりの負担になります。


そこで、

職場のST複数人で費用を出し合い、

誰か一人が代表で勉強会に参加し、

職場に戻ってから伝達講習をしてもらいます。


この方法は、

勉強会の参加費を節約するだけでなく、

伝達講習のために勉強し直すことで、

より知識を深めることができる、

といったメリットもあります。


お互いに勉強を教えあう

という取り組みは、

ST同士の信頼関係を築き上げ、

職場の雰囲気も良くなります。


また時々、

日々の自分の実績を

”発表”という形で披露します。


これは職場内の勉強会だけでなく、

学会のような公の場でも行います。


そうすることで、

所属施設や自分の名前を広く知ってもらい、

一種のビジネスチャンスに繋げやすくなります。


患者さんを紹介してもらったり、

共同で何か事業を持ちかけられたり、

公に発表すればするほど

メリットがあります。


<まとめ>

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いかがでしたでしょうか?


STの全国協会では、

とにかく実績を多く発表することが

推奨されています。


コツコツ続けた自分の日々の成果を

広く認めてもらえ、


それが明日からのモチベーションに繋がるでしょう。


STは”誰でもできる仕事”ではありません。


患者さん、

他職種スタッフ、

世間、

みんなから”求められる仕事”です。

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