何故いま予防医学!?認知症を予防するための最低限の知識!

こんにちは!
言語聴覚士(ST)の喜志です。

このブログは、
「ことばの不自由さに困っている方」へ
「ことばの問題の専門家であるST」が
言語療法の情報をお届けする事を
目的としています。


今回は、
予防医学について
ご紹介します!

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超高齢社会に突入した日本では、
毎年医療費の増加が
社会問題になっています。

そんな中、
今注目されているのが、
予防医学です。

あらかじめ
病気にならないように、
予防に力を入れて、
医療費を抑制しよう
という算段です。

目論見はともかく、
予防自体は
とても重要です。

誰でも
好きで病気になるわけではありません。

できれば一生患いたくない病気の一つが
認知症

記憶障害

俳諧

不潔行為

暴言

など、
自分だけでなく周囲の人間にも
多大な影響を与える病気です。


しかし今や、
誰が患ってもおかしくない
と言われる認知症。

原因はさまざまですが、
根治療法は未だに
ありません。

一度患うと、
症状の進行を遅らせることはできても、
完全に治すことはできません。

予防は有効な対処法の一つです。


認知症の予防には、

・日頃から認知機能を使うこと

・日頃から多くの刺激を受けること

・視覚、聴力等の感覚を確保しておくこと

が大切です。




<脳トレは毎日続けなければ意味がない>

認知症を予防するために
いわゆる
”脳トレ”
流行りましたね。

現在でも、
認知症予防とは、
”脳トレ”が
主です。

実際、
脳の認知機能に軽い負荷をかける
作業は、
認知症の予防になることは
科学的に証明されています。


ただし、


あくまで
継続することが前提です。


身体の筋力の場合と同じで、
力を付けるには、
一日ガッツリ筋トレするだけでは
ダメで、
毎日コツコツ継続してこそ、
”筋力”が上がってきます。


同じことが
認知機能にも言えます。


一回ガッツリ脳トレするだけでは
ダメで、
毎日コツコツ継続する
必要があります。


要するに、
三日坊主ではダメです!






<脳は使わなければ衰える>

脳トレは
多くの介護施設でも
取り入れられており、

いかに
習慣化して
継続するか、
各々工夫を凝らしています。


しかし、
脳トレをしているか
認知症を予防できているわけでは
ありません。

人間の身体は
日頃から使わなければ
どんどん衰えます。

認知機能も同じです。

日頃の生活で
注意力
判断力
を使わなければ、
衰えていきます。


基礎練習と実践はセットです。


日頃から
認知機能を使うような生活を
心掛けておきましょう!






<日頃から判断力を使う環境を整える>

認知症の予防となるような
認知機能とは、

何も特別な作業を行うことではありません。

現役世代の方なら、
毎日当たり前のように行っていることが
「認知機能を使う」事にあたります。


たとえば、
一日のスケジュール管理

仕事を進める上で決断する

時事ニュースに関心を持つ

人との約束を守る

料理

車の運転

などなど…


このような作業には
注意力
判断力
が要求されます。

場合によっては、
そこに時間の制約が付きます。

学術的には、
これらは高度な認知機能です。


しかし、
リタイアされた方には、
このような作業から遠のいた生活を
送っている方もいます。

そのような生活は
毎日が単調で、
注意力
判断力
を行使する必要性に欠けます。


人間は
環境の中に生きる生き物です。

環境は常に変化します。

変化に乏しい環境にいることは、
本来なら
不自然なことなのです。



何も特別なことをする必要はありません。

「日々の変化に目も向ける」

「毎日新しい発見をする」

「小さなことでも自分で”決める”」


このような、
日頃から判断力を養う、使うことが
認知症の予防には大切です。

そのような生活習慣を付けるよう
日頃の環境を整えておくことが
認知症の予防になります。





<認知症を予防するには目と耳を鍛える>

認知機能は、
本来
常に変化する環境に
対応するための機能です。

よって、

変化する環境を認識することが
前提となります


ここで問題となってくるのが、
高齢者に生じる
「老眼」
「難聴」
という感覚障害です。


人間は環境の中に生きています。

環境を認識できなくなれば、
それだけで
認知機能は衰えます。


そして、
人間の環境認識の多くは、
「視覚」と「聴覚」に依存します。


「視覚」については、
老眼を気にする方が多いことから
あからさまに不便を感じる方が
多いと思われます。

しかし、
「聴力」については
どうでしょうか?


不思議なことに、
「老眼」を気にして「眼鏡」を求める人はいても、
「難聴」を気にして「補聴器」を求める人は
少ないのです。


「字を大きく書いてくれればいい」

「大きな声で話してくれればいい」

それではダメです。


※詳しくはこちらの記事↓↓



予防とは、
自分が環境に適応する能力を
衰えさせないようにすることです。

周囲の環境が自分に合わせてくれること
ではありません。


加齢による
視力、聴力の低下は
仕方がない部分もありますが、
低下した部分は、
眼鏡や補聴器を使用するなど、
補う努力をするべきです。




<まとめ>

いかがでしたでしょうか?

今やリハビリの世界でも、
後遺症の治療よりも
予防に力を入れるべき
という意見が一般化しつつあります。

私達STは
首から上の専門家です。

認知症や嚥下障害といった
現代人が患う可能性の高い障害を
予防することにも
努めています。


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