間接法の通院回数はどの位なのか?学生や会社員でも通院できるのか?

こんにちは!
言語聴覚士(ST)の喜志です。

このブログは、
「ことばの不自由さに困っている方」
「ことばの問題の専門家であるST」
言語療法の情報をお届けする事を
目的としています。

今回は、
吃音の訓練方法について
お話します。

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私の臨床では、
「自然で無意識な発話への遡及的アプローチ(RASS)」
の考え方に基づいて、
吃音の訓練を行っています。

※詳しくはこちらの記事↓↓



成人の吃音に対しては、
年表方式のメンタルリハーサル法
対応します。

この方法は、
吃音の症状をコントロールするのではなく、
自然で無意識な発話の経験を積み、
吃音者意識からの脱却を
目指す方法です。

※詳しくはこちらの記事↓↓



今回は、
実際の臨床で
当事者の方から
頂いた質問と
その回答について
ご紹介します。






<Q:訓練回数はどれ位ですか?会社員でも通院できますか?>

A:基本は月1回ペース。ほとんどの方が会社員か学生です。


メンタルリハーサル法で訓練を行う場合、
基本的に導入編と実践編に分かれます。

導入編は、
初回を除いて
合計2~3回の面接を
1か月以内に行います

おおよそ、
週1回から2週に1回のペースです。

1か月以内とする理由は、
比較的短い間隔で
導入を済ませた方が、
スムーズに実践編へ
移行できるためです。

もちろん、
職場の事情等がある場合は
初回の面接のあと、
スケジュールを調整して頂いた方が
うまく行きます。


実践編は
原則1か月に1回のペースです。

メンタルリハーサル法で訓練を行う場合は、
年単位で経過を見て頂く必要がありますが、
通院回数は特別多くなるようなことは
ありません。

慣れてくれば、
2ヶ月に1回のペースでも可能です。






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